Woodford Folk Festival2007-08で年越しハプニング!?
更新日:2008年01月04日
候補は、オーストラリア大陸最東端のバイロンベイで、誰よりも早く初日の出をみる。
もしくは、Woodford Folk Festival2007-08でお祭り騒ぎをしてくる。のふたつ。
しかしどうやら年末年始は天気が悪そうだ。初日の出は拝めないだろう。
ということで、行ったのはWoodford Folk Festival2007-08。
31日に乗り込んで、1日に帰るという1泊2日プラン。
この選択が正しかったのかどうか。それは正月も明けた今でも分からない。
ただここで起きたアクシデントが、記憶に深く刻み込まれたのは間違いない。
そういう意味ではこの選択は正解だったのだろうか。
Woodford Folk Festivalは、日本人にはほとんど馴染みがないと思う。
毎年、年末年始に6日間かけて行われるオーストラリア最大の音楽フェスティバルだ。
フェスティバルの会場はブリスベンの北西に位置し、車で1時間ほど走った場所にある。
350エーカーの起伏に富むこの土地は、このフェスティバル用に購入されたそうだ。
会場内には、至る所に世界各国のお店がならび、巨大テントや、野外ステージでは、生演奏やサーカスなどの出し物を自由に楽しむことができる。
参加者はみなここでテント生活を送り、毎日朝8時から夜中2時までイベントに参加する。
このフェスティバルに一緒に行くメンバーは、超ポジティブガールのHITOMI。あと現地でボランティアをしているKENと合流する予定だ。うちらはテントは張らずに車内泊プラン。雨も風も強い日だったので、テントより多分快適だろう。この雨が、後にとんでもないトラブルを引き起こすことは、想像もしていなかったが…。
ブリスベンから車を1時間ほど走らせ会場に到着。
あまりに広くどこへ行ってよいのか分からずに車で駐車場内をうろうろしていると、ひとりのおばちゃんがチケットをくれた。もう帰るからあげる・・とのこと。チケットといっても紙製の腕章タイプ。これが会場を出入場する際に毎回チェックされる。今年最後の大ツキだ!
・・ただ、おばちゃんからもらった腕章は、一旦引きちぎられてしまっているため非常に怪しい。しかも色が通常のと違う(実は4日間滞在できる高額チケットだった)。一度、入場ゲートを潜り抜けて、会場内に入ってしまえばこちらのもんだが、ちぎれた腕章で入場するのは多分無理だろう・・。
ということで、うちらは考えた。車の後部座席にHITOMIを荷物で覆い隠し、車用入場ゲートから進入。ドキドキしながらもなんと通過成功。チケットひとり分、100ドル浮いた!と喜んだのもつかの間。数時間後、会場内で切れた腕章を発見され、ひどい剣幕で追い出される・・。チケット売り場で交渉するも、結局買いなおすはめに…。まぁ所詮棚からボタ餅だ。何かが減ったわけじゃない。これはオーケイ。



会場内は至る所がぬかるんでいて、足元は泥だらけになる。
次第にそれもなんだか楽しくなってくるが、そんなところで転んだKENには少し同情した。
カウントダウンを行うステージ前は、足首まで深さのある沼地になっていた。回りの人が音楽に乗って暴れまわるので、全身泥だらけだ。音楽と人と雨と泥にまみれた、今までで一番熱いカウントダウンだった。HAPPY NEW YEAR!!

元日、初日の出は相変わらずの天気で見れなかったが、一日中フェスティバルを堪能した。フィナーレの花火&音楽のコラボレーションは圧巻だ。やっぱり泥にまみれで、もう何が清潔で、何が不潔か分からなくなってきた・・。泥臭いがまぁオーケイだ。


さて、そろそろ帰ろう。もう元日の夜10時だ。あたりも暗い。キャンプエリアから車をソロソロと走らせ、出口へ向かう。暗くてよく先が見えない。雨も降っている。取り合えず、時折登場するEXITの矢印を頼りに進む。南の丘の上の方に灯りが見えた。きっと出口だ。調子乗って灯りの方に車を進めると…。
ズブズブズブ…、ブリブリ…。
やってしまった。
かなり深いトラップにはまったようだ。沼地にスタックだ…。前にも後ろにも進めない。ハンドルを切りながらなんとか少しずつ進めていると、急に霧が深くなってきた。しかもこの霧、臭い。霧じゃなかった。エンジンから煙がっ!あわててエンジンを切る。多分、何かが逝った。きっと2008年の運気も逝った。しかしこれはもう身動きができない状態。どうしよう…。
そうだ、ちょうど先日RACQ(24hロードサービス)に加入していたのだ!!まだツキは残っていた。早速テレフォン。繋がった!あ、やっぱり英語だ。やばい。現在地すら分かっていないのに、さらに英語で助けを呼ぶことができるのだろうか・・。
おおよその位置をなんとか伝え、後はハザードの光とクラクション音を頼りに助けを待つ。そして…、前方から眩しい光が。キタ!!神だ。10分もかかってない。救われる。帰れる!
・・・帰れなかった。
ラジエーターホースの連結部分のパーツが破損していた。
煙の原因は、クーラントがすべて漏れ、エンジンがオーバーヒートしたためだそうだ・・。
明日まで待つが良かろう(神)。
・・。とりあえず神にキャンプエリアまで牽引してもらい、結局車内でもう1泊。明日、もっと大きな牽引車が来て、最寄街の修理工場まで連れて行ってくれるそうだ。雨も降り、足元はぬかるみ、車から一歩も出ずに夜を明かす。車内は若干雨漏り・・。元日早々、我々はなぜここにいるんだろう。へへっ。何故か笑ってしまった。
翌朝、土砂降り。RACQ来ない。約束の時間は過ぎた。もう13時も回り、空腹だ。
もしや・・神はもう来ないかも?
焦って再度テレフォン。ビジーなので少し待ってくれと言われた。周りを見渡すと、他にもスタックした車が次々と牽引されていた。これはたしかにビジーだ。仕方ない。待とう。
そんな中・・、ついに神が再度光臨した。昨夜、車をぬかるみから救い出したRACQの神兄さんとその弟子。「牽引車が手配できないから、街のメカニック連れてきたぜ」と神。そしてものの30分ほどで車は復活。神はそれなりの修理パーツ代を請求してきた。あろうことか撮影した写真代までも要求してきた。取り合えずパーツ代のみお賽銭と思って支払った。

もう何も起こりませんように。と祈りつつ車を走らせ無事ブリスベンへ。Woodfordでの祭りが終わった。良くも悪くも、過去最高の年越となったことは確か。記憶に残るのは、やっぱりハプニングで、ハプニングを楽しむことが、オーストラリアを楽しむことに繋がるような気がする。これからも、そこそこのハプニングなら笑って乗り越えるぜ!
そんな感じで、今年もよろしくお願いします。
明けましておめでトゥ!!
もしくは、Woodford Folk Festival2007-08でお祭り騒ぎをしてくる。のふたつ。
しかしどうやら年末年始は天気が悪そうだ。初日の出は拝めないだろう。
ということで、行ったのはWoodford Folk Festival2007-08。
31日に乗り込んで、1日に帰るという1泊2日プラン。
この選択が正しかったのかどうか。それは正月も明けた今でも分からない。
ただここで起きたアクシデントが、記憶に深く刻み込まれたのは間違いない。
そういう意味ではこの選択は正解だったのだろうか。
Woodford Folk Festivalは、日本人にはほとんど馴染みがないと思う。
毎年、年末年始に6日間かけて行われるオーストラリア最大の音楽フェスティバルだ。
フェスティバルの会場はブリスベンの北西に位置し、車で1時間ほど走った場所にある。
350エーカーの起伏に富むこの土地は、このフェスティバル用に購入されたそうだ。
会場内には、至る所に世界各国のお店がならび、巨大テントや、野外ステージでは、生演奏やサーカスなどの出し物を自由に楽しむことができる。
参加者はみなここでテント生活を送り、毎日朝8時から夜中2時までイベントに参加する。このフェスティバルに一緒に行くメンバーは、超ポジティブガールのHITOMI。あと現地でボランティアをしているKENと合流する予定だ。うちらはテントは張らずに車内泊プラン。雨も風も強い日だったので、テントより多分快適だろう。この雨が、後にとんでもないトラブルを引き起こすことは、想像もしていなかったが…。
ブリスベンから車を1時間ほど走らせ会場に到着。
あまりに広くどこへ行ってよいのか分からずに車で駐車場内をうろうろしていると、ひとりのおばちゃんがチケットをくれた。もう帰るからあげる・・とのこと。チケットといっても紙製の腕章タイプ。これが会場を出入場する際に毎回チェックされる。今年最後の大ツキだ!
・・ただ、おばちゃんからもらった腕章は、一旦引きちぎられてしまっているため非常に怪しい。しかも色が通常のと違う(実は4日間滞在できる高額チケットだった)。一度、入場ゲートを潜り抜けて、会場内に入ってしまえばこちらのもんだが、ちぎれた腕章で入場するのは多分無理だろう・・。
ということで、うちらは考えた。車の後部座席にHITOMIを荷物で覆い隠し、車用入場ゲートから進入。ドキドキしながらもなんと通過成功。チケットひとり分、100ドル浮いた!と喜んだのもつかの間。数時間後、会場内で切れた腕章を発見され、ひどい剣幕で追い出される・・。チケット売り場で交渉するも、結局買いなおすはめに…。まぁ所詮棚からボタ餅だ。何かが減ったわけじゃない。これはオーケイ。



会場内は至る所がぬかるんでいて、足元は泥だらけになる。
次第にそれもなんだか楽しくなってくるが、そんなところで転んだKENには少し同情した。
カウントダウンを行うステージ前は、足首まで深さのある沼地になっていた。回りの人が音楽に乗って暴れまわるので、全身泥だらけだ。音楽と人と雨と泥にまみれた、今までで一番熱いカウントダウンだった。HAPPY NEW YEAR!!

元日、初日の出は相変わらずの天気で見れなかったが、一日中フェスティバルを堪能した。フィナーレの花火&音楽のコラボレーションは圧巻だ。やっぱり泥にまみれで、もう何が清潔で、何が不潔か分からなくなってきた・・。泥臭いがまぁオーケイだ。


さて、そろそろ帰ろう。もう元日の夜10時だ。あたりも暗い。キャンプエリアから車をソロソロと走らせ、出口へ向かう。暗くてよく先が見えない。雨も降っている。取り合えず、時折登場するEXITの矢印を頼りに進む。南の丘の上の方に灯りが見えた。きっと出口だ。調子乗って灯りの方に車を進めると…。
ズブズブズブ…、ブリブリ…。
やってしまった。
かなり深いトラップにはまったようだ。沼地にスタックだ…。前にも後ろにも進めない。ハンドルを切りながらなんとか少しずつ進めていると、急に霧が深くなってきた。しかもこの霧、臭い。霧じゃなかった。エンジンから煙がっ!あわててエンジンを切る。多分、何かが逝った。きっと2008年の運気も逝った。しかしこれはもう身動きができない状態。どうしよう…。
そうだ、ちょうど先日RACQ(24hロードサービス)に加入していたのだ!!まだツキは残っていた。早速テレフォン。繋がった!あ、やっぱり英語だ。やばい。現在地すら分かっていないのに、さらに英語で助けを呼ぶことができるのだろうか・・。
おおよその位置をなんとか伝え、後はハザードの光とクラクション音を頼りに助けを待つ。そして…、前方から眩しい光が。キタ!!神だ。10分もかかってない。救われる。帰れる!
・・・帰れなかった。
ラジエーターホースの連結部分のパーツが破損していた。
煙の原因は、クーラントがすべて漏れ、エンジンがオーバーヒートしたためだそうだ・・。
明日まで待つが良かろう(神)。
・・。とりあえず神にキャンプエリアまで牽引してもらい、結局車内でもう1泊。明日、もっと大きな牽引車が来て、最寄街の修理工場まで連れて行ってくれるそうだ。雨も降り、足元はぬかるみ、車から一歩も出ずに夜を明かす。車内は若干雨漏り・・。元日早々、我々はなぜここにいるんだろう。へへっ。何故か笑ってしまった。
翌朝、土砂降り。RACQ来ない。約束の時間は過ぎた。もう13時も回り、空腹だ。もしや・・神はもう来ないかも?
焦って再度テレフォン。ビジーなので少し待ってくれと言われた。周りを見渡すと、他にもスタックした車が次々と牽引されていた。これはたしかにビジーだ。仕方ない。待とう。
そんな中・・、ついに神が再度光臨した。昨夜、車をぬかるみから救い出したRACQの神兄さんとその弟子。「牽引車が手配できないから、街のメカニック連れてきたぜ」と神。そしてものの30分ほどで車は復活。神はそれなりの修理パーツ代を請求してきた。あろうことか撮影した写真代までも要求してきた。取り合えずパーツ代のみお賽銭と思って支払った。

もう何も起こりませんように。と祈りつつ車を走らせ無事ブリスベンへ。Woodfordでの祭りが終わった。良くも悪くも、過去最高の年越となったことは確か。記憶に残るのは、やっぱりハプニングで、ハプニングを楽しむことが、オーストラリアを楽しむことに繋がるような気がする。これからも、そこそこのハプニングなら笑って乗り越えるぜ!
そんな感じで、今年もよろしくお願いします。
明けましておめでトゥ!!
